平将門守り本尊 ひびり観音   曹洞宗 観音寺
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道しるべ(折々のことば)

バカ坊主?

 天龍寺の滴水禅師が、備前(岡山市)の曹源寺にいたときのこと。
師匠の儀山大和尚が風呂に入った所、湯が熱かったので、
「湯が熱いから水を少し持ってきてくれ」
と命じた。滴水禅師は、
「ハイ」
と言って傍にあった手桶をとり、その底に一寸ばかりあった水を、
ザッと空けて水を汲みに行こうとした。その時、
「バカッ、物は大は大、小は小なりに、それぞれなぜ活かして使わないッ。
すこしの水でもそれを木にやれば木も喜び、水も活きるではないか。
仏道を修行する者が陰徳ということが分からないのか」と師匠に一喝された。
「ハイ」
「バカ坊主め」
 この「バカ」の一言に深いありがたみを感じたいうことです。
 それ以後、一滴の水も粗末にしないということから、
自ら「滴水」と名乗り、万事にこの心得を応用するようになったと。

○お彼岸に・・・

  
六波羅密とは  
六波羅蜜とは
 大乗仏教では、自分の悟りのみを目的とせず、すべての人間が平等に救われ成仏することが、
究極の願いであるとされますが、そのために菩薩が実践すべき六つの道があります。
 それを「六波羅蜜」といい、波羅蜜は梵語でパーラーミターといい、訳して「彼岸」というのです。
彼岸は悟りの境地を意味し、六波羅蜜は悟りの彼岸をめざすための、六つの大事な行いをいうわけです。
その六つとは─

 第一は布施。
 施しをすることで、これには金品を施す財施、仏法を説く法施、恐れを取り除く無畏施の三つがあり、
 三施といいます。

 第二は持戒。

 持つは「たもつ」とよみ、戒律をたもつことです。

 第三は忍辱。様々な障害に堪え忍ぶことです。

 第四は精進。仏道の成就を求め、たゆまず修行することです。

 第五は禅定。身と心を静寂にたもち、精神を統一させることです。

 第六は智恵。 真理を見極める曇りない目を養うことです。
  

○彼岸のお供え

  
春と秋のお彼岸には、お供えをし、仏壇、お墓にお参りしましょう
彼岸のお供え(一例)

団子、ぼたもち(おはぎ)、切り餅、茶の子菓子、五目飯。
精進揚げ物、芋、人参、蓮根、炒り豆。
お香(沈香・白檀・線香・抹香など)。

〈ぼたもち〉
 牡丹餅と書き、餅の周りに赤い小豆をまぶしたところが、牡丹の花に似ていることから、
 この名がついたといわれます。
〈おはぎ〉
 小豆の粒を残して散らせた形が、萩の花が咲き乱れる要するさまに似ているので。

 不揃ひの牡丹餅とどくお中日  片山富美子

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